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ホルモン補充療法(HRT)

 

加齢と共に減少したホルモンを補い、不足することにより現われる症状を軽減するのがホルモン補充療法です。


若いときに十分に分泌されていたホルモンが、加齢とともに分泌量が低下すると、身体の機能が老化していく要因になるとともに、身体や気分にさまざまな不調をもたらすことがあります。

ホルモン検査によって不足しているホルモンを、注射、クリームによる経皮吸収、経口により補い、体内からの根本的な若返りを目的とすると共に、美容に限らず理想的な身体の総合的な若返りを目的としています。

 

Q&A

HRTは更年期の女性なら誰でも受けられるの?

乳がんなどの病気を持っている人は、ホルモンの影響で悪くなる可能性が高いので受けられません。
HRTを受けてはいけない人、医師との相談が必要な人がいます。
HRTを受けてはいけない人は、エストロゲン依存性腫瘍(例えば乳がんや子宮内膜がん)にかかっている人、乳がんにかかったことのある人です。また、血栓性静脈炎や肺塞栓症、動脈性の血栓塞栓疾患(例えば冠動脈性心疾患、脳卒中)にかかっている人、かかったことのある人も受けられません。妊婦、または妊娠している可能性がある人、授乳している人、重篤な肝障害のある人、診断の確定していない異常性器出血のある人も受けられません。



医師にHRTをしてほしいと要望できるの?

HRTを試してみたいという希望があるなら、気軽に医師に相談してみましょう。
HRTを受けているとがんになりやすいという調査結果が数年前に米国で発表され、HRTを受けるのは危険という風潮が一時見られました。しかし、今ではその調査結果の誤りがわかり、HRTは更年期障害の有効な治療法のひとつとしてみとめられています。
とくに、のぼせ、発汗などの更年期障害には、HRTは有効であると報告されています。気軽に婦人科の医師に相談してみましょう。HRTは、自分で納得して選択する治療法の1つです。



HRTはどんな症状に効くの?

更年期の女性ホルモン減少によって生じる症状に効果があるとされています。
HRTは更年期障害によるほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、多汗、手足の冷え、動悸などの血管運動系の不調の改善に効果があるとされています。
また、皮膚や粘膜の乾燥や萎縮を改善したり、うつ症状、いらいら、不眠などの精神症状にも効果があるとされています。
骨密度の低下を防ぎ、閉経後骨粗しょう症の治療の目的で、HRTを行う場合もあります。
HRTを続けるときには、定期検診を必ず受けなければなりません。そのため、がんや生活習慣病などの早期発見に役立つというメリットもあります。

HRTはどんな症状に効くか?
・のぼせ、ほてり、ホットフラッシュ、多汗、動悸などの血管運動系の症状の改善
・泌尿器生殖器の萎縮症状の改善
・睡眠障害の改善
・閉経後骨粗しょう症の改善



HRTの副作用にはどんなものがある?

治療のはじめの頃に乳房の張りや不正出血がみられることがあります。
治療を始めると、乳房の張りや痛み、帯下(おりもの)、下腹部の張り、吐き気や嘔吐などがみられることがあります。これは医師に相談すれば、薬の頻度や量を調節して改善できます。
また、月経のような出血が見られることもあります。周期的な出血を好まない人は、薬の加減で出血させない方法もあります。
乳がんになるのではないかと心配する人もいらっしゃいますが、現在乳がんでない人に新たに乳がんが発生する確率は、HRTを受けていない人とほとんど変わりません。ただし、HRTを受けるときには必ず定期健診を実施し、がんや他の病気がないかどうか調べることになっています。